今回は感覚が敏感な人や逆に自分の感覚に鈍感な人におすすめしたい記憶法です。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚を使って覚える方法です。
五感記憶というやつですね。
【どんな時に使う?】
簡単な例として、料理の名前を覚えるときなどに使ってみてはいかがでしょうか。
例えば、「回鍋肉(ホイコーロー)」を覚えたいとします。
一番手っ取り早いのは実物を五感を使って味わうのがよいです。
それができない場合はネットなどで写真や味などの五感情報を入手してください。
まず、単純に五感にそって
・視覚:どんな盛り合わせなのか?食材は何が入っているのか?どんな色合いなのか
・味覚:味を一言で表現します。辛いのか、しょっぱいのか等
その他、細かい食材の硬さなどの情報も少し追加します。
あまり、情報が多いと記憶の妨げになる場合があるので注意してください。
・触覚:触ってみる。べたべたするのか、しっとりしているのか。
触ったときの感情も意識してみる。
・嗅覚:どんな匂いがするのか?
好きな匂いなのか?嫌いな匂いなのか?
・聴覚:調理中の音や食べているときの歯ごたえの音
誰かと食べているならその時の会話やBGM等
についてどう感じるかのイメージを自分なりに広げます。
そして、「回鍋肉(ホイコーロー)」という言葉のイメージと
五感のイメージを結びつけます。
自分の印象や感情、気分をイメージに強く焼き付けてください。
1例ですが、自分が熱々の鍋の中に入り、「豚肉をホイホイと鍋の中で回って転がしている」
姿をイメージしてください。
そこに固いキャベツや甘辛い人参などが入ってぐつぐつ煮えている情景を想像します。
料理名だけではなく運動の記憶に使ってもよいです。
ただし、運動の場合は頭であれこれ考えるよりは純粋に体で覚えた方が上達しますが。。
例えば、ゴルフを記憶するときは、コースがどのように見えたか、そこにいてどのように感じたか、木々はどのような香りがしたか、プレイ中どんな音を聞いたか、などを記憶します。
五感ではありますが、全てを総動員させなくてもよいです。
替え歌で覚えるのが好きなら聴覚型です。
絵本で覚えるのが好きなら視覚型です。
自分が得意な感覚に特化して記憶してもよいです。